宮沢学園 音楽教室

お知らせ

富田幼稚園【コラム】教育の今と昔

2024.07.18

富田幼稚園

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アクティブラーニング、GIGAスクールによって変わる教育の昔と今

従来の教師中心的なアプローチとは反対に、アクティブラーニングでは学生が学びに対し意欲的に参加できる点から義務教育においても導入されている教育法です。ICTサービスの発達によってこういった教育法も簡単に実践できるようになったといえます。 

 

 

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お子さんが成長し、社会人として活躍するであろう10年後、果たして日本は急速に進む世界のグローバル化に太刀打ちできているでしょうか。そのカギを担っているのは、皆さんのお子さんたち。そこで日本の教育は、大胆な転換を図り、アクティブラーニングを導入しました。

 

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アクティブラーニングでは、課題の発見と解決に向け、主体的・協働的に学ん でいく学習ができます。そこで必要となる力は、論理的思考、アウトプットする力、コミュニケーションスキル、もう少し詳しく言えば「3つの学び」で自己を育む

主体的な学び:興味や関心を持ちながら、自身が目指すべき課題追究を粘り強く継続していく学び。

対話的な学び:子ども同士での対話や、教職員や地域の人と対話などをもとに、自分の考え方に囚われず考えを広げ深めていく学び。

深い学び:学ぶ過程でそれぞれの特性・特質に合わせた見方・考え方を踏まえ、他の知識と関連づけて、さらに創造的に深めていく学び。

 

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論理の基礎となる情報を取り込むインプットする力、集中して取り組む意欲、最後までやり抜く力。

 

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〇今の感情や、思い、なぜをクラスやグループで発表する機会の確保

 (音楽劇発表、作品展共同製作、相談して決めたルールに基づく遊び 等)

〇子どもの感情や意思が動く活動の実践(少しチャレンジできる活動)

 (各自の遠足の出来事発表、砂場で広がる創造的遊び 等)

 

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〇論理的思考を養うコミュニケーション(いつ、どこで、なにを、なぜ、その時の感情)

第三者に説明するため、何をどの程度説明するかを考え(思考力・判断力)、さらに「相手に伝える力(表現力)」が身につきます。

※留意点:返事(はい、いいえ等)をすれば答えになるような質問はNGです。

・子どもが見た本、アニメ、映画、テレビ番組の内容を親や家族に説明する。

・学校でしたことを質問し、子どもが説明する。「今日の授業でどんなことを学んだの?」「給食のメニューは何だったの?」「昼休みは何をして遊んだ   の?」など、さまざまな質問をしてみましょう。

〇なんとなく話から、動機付けとなった感情までお話できるスキル

身体活動を伴う本物体験をさせることで、動機付けを行い、さらにみんなで成功するためにはとか、家族で楽しく満足した旅行を達成するために試行錯誤をしながら追究することで、「チャレンジ意欲」「問題解決能力」が養われます。

※この場合、トライ・アンド・エラー ではなく、トライ・アンド・リトライ 

・家族でまだやったことがないことをする

・家族で行ったことがない場所に行く 

  

   

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「受動的な学び」から「積極的・能動的な学び」への転換

 アクティブラーニングが注目されている背景は、急速に進んでいるグローバル 化や少子高齢化、人口減少など、社会環境や社会構造が大きく変化していること が要因に挙げられます。このような社会を生き抜くには、これまで日本人が得意 とし重要視されてきた「指示に対して早く正確に取り組むこと(ものづくりや大 量生産に必要なスキル)」だけではこれからのグローバル社会に太刀打ちできなくなってきました。そこで、教育で多様性、創造性といった力を身に付けた新しい社会を形づくっていける人材を育てることが必要となり、そのための学びとしてアクティブラーニング(主体的、対話的で深い学び)が現行の学習指導要領に取り入れられました。

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「学習とは、能動的な活動です。単に教師の話を聞き、記憶力を頼りにテストで高得点を目指すことは、学習とは言えませんし。学んだことを議論や論述を通し、自らの体験と統合、また、日常に応用することで、初めて学習になります。すなわち、学習とは、学びを自分自身の一部にすること。

多くの研究により、アクティブラーニングは意欲や学習効果の向上、学生参加、また、分析的・批判的・クリエイティブな思考能力の育成につながることがわかってきました。アクティブラーニングの例として、ディスカッション、記述、問題解決、読解などの教育的活動が挙げられます。学生がアクティブかつ経験的に学べるような教育法を指し、知識の統合や、授業内容の分析や評価を行うための思考力が育つとされています。従来の教師中心的なアプローチとは反対に、アクティブラーニングでは学生が学びに対し意欲的に参加できる点から義務教育においても導入されている教育法。

アクティブラーニングを行うことによって、リベラルアーツ教育の目標の実現を目指すことができる。大学など高等教育分野でリベラルアーツ教育実践校では、これからの世の中で必要になる様々なスキルを学生に身につけることを使命としている。こうした教育を受けたものはグローバル社会での活躍、また、会社等の成長への貢献が期待されている。

グローバルで経済活動を行う会社もリベラルアーツ教育を受けた人材を最も望んでいる。

 

『自ら問いを立て、解を導き出す』求められる人材になるため重要視される素質

・分析的、論理的、批判的な思考

・クリエイティビティや革新性

・コミュニケーションスキル

・問題解決能力

・道徳性や市民性

・倫理的判断力

・異文化理解

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