2024.07.04
富田幼稚園
こどもには生き生きと自分らしい人生を歩んでほしい
5歳までの教育環境がこどもの将来を決めるっていうけど・・・
少し、幼児教育につながる、子育て観について一緒に考えてみましょう。
スマホでネットを検索すると・・・
子育て情報は膨大っ!えー!!どれを参考すればいいの?
人間の内面の理解から子育て観を考えるために、コチラをまず紹介します。
幼稚園は、幼児に適した環境で、同じ年齢のこどもで集団を形成し、
集団生活や教育活動の実践を通じて、お子さんの「~したい」を満たす経験を提供してきました。
・安全の欲求
・社会的欲求
・承認欲求の一部
を満たす経験を提供しているでしょう。
文部科学省 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿『10の姿』
1 健康な心と体 2 自立心 3 共同性
4 道徳性・規範意識の芽生え 5 社会生活との関わり 6 思考力の芽生え
7 自然との関わり 8 数量・図形、文字等への関心・感覚
9 言葉による伝え合い 10 豊かな感性と表現
『10の姿』では、社会的欲求から育つ社会性の分野を多く取り上げています。
その背景には、
・社会に参加したくない大人、社会参加を望まないこども達
・子育て家庭が、安全の欲求で足踏みし、社会的欲求を満たす環境を欲していない
・集団での教育に適した土台ができていないため、教育現場で停滞する教育活動
などが、あるのではないのでしょうか。
一般的に幼児期後期3~6歳は、社会性を伸ばす時期だとされています。
お子さん一人ひとりの心身の発達に合わせた教育環境が大切です。
いつ、どこで、どんな経験をするかが重要です。
小学校入学前までには、社会性の芽を育てなければ・・・
①社会的欲求を求めていても、それに適した教育環境ではない
②そもそも、お子さんが社会的欲求を求めていない場合
という場合もあります。
少し考えてみましょう
『教育は国家百年の計』人材育成こそ国家の要であり、また100年後の日本を支える人物をつくるために長期的視点で人を育てることの大切さを説いた名言です。
しかし、価値観が多様化した現在、押し付けのような教育にはどうしても猜疑心をもってしまうでしょう。
①どのような子育てに関する情報を参考にするかアタリをつける
②お子さんの現在の内面の発達を理解し、現在の様子、少し未来の様子、もう少し先の未来の様子を想像し、言語化し、短期、中期、長期の目標を設定する。
③目標に近づくため、保護者さんがお子さんにどのような経験をさせたいかを想像し言語化
④視点を変えて、もう一度考え、言語化(ミクロ、マクロの視点)
⑤子育てに関するリターンとリスク関係の理解と言語化(ここでいうリターンとは、得られる経験値)
一度、ご家族でお話をしてみてはいかがでしょう。
現在、多様な価値観が広がっています。
他者への理解を深める一方、よほど芯をもって子育てに向き合わなければ
将来、お子さんは、自らの力で"自己実現"できる人なれるでしょうか。
多様性の時代だからこそ『子育て観』が重要になってきます。
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