2024.06.06
富田幼稚園
6月4日(火)、郡山市ふれあい科学館の先生方をお招きして、今年度もふれあい科学館の主催事業であるサイエンス教室「科学の宅配便」を行いました。
この事業の目的は、子どもたちが科学工作を通じて科学の楽しさを体験するというものです。普段の学童生活と違った活動を取り入れることで、学びの芽を伸ばすとともに、生活にちょっとした刺激と潤いをもたらせればと思い今年もお願い致しました。
今回、挑戦するのは、「手作りミニブーメラン」で、ミニブーメランとそれを飛ばす発射装置を作ります。これでジャイロ効果※1なる科学の仕組みを体感する活動です。
※1 ジャイロ効果・・・回転している物体をある方向へ傾けようと力を加えると、その方向とは違う向きへ傾こうとする現象
子どもたちは、材料が渡されるとさっそく講師の先生のお話を聞いて工作を始めました。少々細かな作業もあったため、先生に手伝ってもらったり、子ども同士で教え合ったりと、教室に子どもたちのやる気と緊張感が漂っていました。
作業を始めて30分近く、遂にどの子どもも完成の時がやってきました。早速飛ばそうとしたその時、講師の先生がよく飛ぶ秘けつをそ~っと教えてくださいました。
教えのとおりにブーメランをカスタマイズしていよいよお遊戯室で飛ばしてみました。
「3・2・1・発射!」、真っ直ぐ飛ぶもの、カーブするもの、戻ってくるものなど、工夫次第で色々な飛び方をするブーメランに、子どもたちも大喜びで何度も何度もチャレンジしていました。
講師の先生からも「楽しい!」という言葉をたくさん聞くことができてやり甲斐を感じましたとのお話を頂きました。
今後もちょっと一工夫した活動を取り入れ、学童生活の充実を図っていきたいと思います。
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